活動記録ブログ

1期2年目、2期1年目のおこめつ部の活動を綴ります。

1期生、2期生、3期生合同の報告会を開催しました

  • 新着情報 [update: 2019/03/15]

2019年3月13日、2018年度のおこめつ部の報告会を開催しました。

秋田県の事業として始まったおこめつ部は2期生2年目の支援を最後に終了。以後は民間での支援体制に移行するべく、水面下で調整を進めています。こうしたタイミングを踏まえ、おこめつ部のこれまでとこれからを共有する場として、1期生、2期生、そして民間による3期生の合同による報告会という形をとりました。

 

事務局やメンターからの概要説明の後、1期生→2期生→3期生の順で報告が始まります。

 

3年間メンターとしてかかわり続ける山口氏からの挨拶。起業家の成長よりも事業の成長が早くなりがちなスタートアップでいかに起業家を育てるか。そこにコミットするのがおこめつ部であり、若者の母数が少ないこの秋田でおこめつ部がある意義を解説していただきました。

 

トップバッターを務めるのは1期生の高橋新汰くん。

これまで取り組んできた「対話×旅行」というスキームからピボットし、「脱出ゲーム×自己分析」の新たなビジネスプランを発表しました。すでにプロトタイプを何度か実施しており、過去のサービスに比べて集客に圧倒的な改善が見られたといいます。このスピード感が彼の持ち味。

 

続いて、同じく1期生の工藤君の発表。
今年度は民間としてスタートした3期生のメンターとして、事務局としても奔走した1年でした。一方、卒業論文など学業と事業創出の両立に苦労しました。進捗がかんばしくなかったことを率直に認めたうえで、大学卒業後も心新たにアプリ開発に立ち向かうことを誓います。

 

2期生の鍵谷さんは時差8時間のスウェーデン在住。リアルタイムの参加が難しいため、発表をあらかじめ録画したものを会場で流しました。

彼女が6月からこつこつとプロトタイプを繰り返してきた「IcoNpass」は対話型インタビューからキャッチコピーを発見し、それを名刺に落とし込むサービス。ランディングページと実際に作成された名刺のデザインを目の当たりにし、会場の皆さんも目指すものがイメージできた様子でした。

 

香港在住の2期生・村上くんはリアルタイムで遠隔プレゼンテーションを披露してくれました。

淡々と探求を続けてきた成果として「コーヒーステップアップナビ&キット」というプロダクトを発表。スマートフォンアプリのモックアップのQRコードを貼り付け、会場の皆さんが手元で動作イメージを確認できるように工夫してくれました。彼のコーヒー愛は海を越えて会場まで届いた気がします。

 

2期生として唯一会場入りした澤口くん。3月から「高茂合名会社(ヤマモ味噌醤油醸造元)」に合流することが決まっています。

彼が提案するのは、これからのローカルをつくる人たちのCo-livingサービス「Circuit」。その最初の拠点として湯沢市の空き家に住み始め、老舗企業のリソースを活用しながら、社内起業家として事業開発に挑みます。東京や秋田市にも連携拠点を設けていく野心的なプラン、これからが楽しみです。

 

最後に、3期生の3名(写真左から佐藤くん、佐々木さん、藤田くん)が登場。

パートナー企業として三種町の「農園りすとらんて herberry」を迎えた彼らが提案したのは「食べる名画」。美術作品のイメージを美大生が言語化し、シェフがそのイメージを料理に落とし込むという画期的なアイディアが飛び出ました。会場の反応も良く、パートナーの山本さんも「難しそうだが、ぜひやってみたい!」と意気込みを語っていただきました。

 

すべての発表が終わった後、改めて一人ひとりにおこめつ部に関わったこの1年間の感想と振り返りを全発表者に話してもらいました。秋田の若者たちが好奇心や志に突き動かされてチャレンジする姿は、本当に頼もしい限りでした。

 

報告会の締めくくりとして、山口氏と同様、この秋田で3年間おこめつ部に寄り添ってきた丑田氏が、このおこめつ部というコミュニティが秋田に生まれたことの意義を強調すると共に、民間の体制で継続する方向性を示してくれました。

 

報告会終了後も多くの方が残り、発表者も聴講者も入り混じって熱心な会話がいたるところで繰り広げられました。若者たちの熱量が会場中に伝播したような雰囲気。本当に、ここに集ったおこめつ部員の今後が楽しみでなりません。

 

その熱気を受け取るように、2期生の鍵谷さんによる「IcoNpass」の体験会も行われました。会場にいた2名が体験を希望し、1名は鍵谷さんとオンラインで、1名は鍵谷さんに伴走し続けたメンター・東里氏と対面での対話型インタビューを実施。鍵谷さんは完全に初対面の相手へのプロトタイプは初めてだったこともありやや緊張もあったと後日語っていましたが、今後のα版リリースに向けてよいテストができたということ。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

1期・2期・3期合同の報告会を開催します!

  • 新着情報 [update: 2019/02/21]

2016年におこめつ部が産声を上げてから3年。

 

秋田県の事業として始まったおこめつ部には多くの若者が関わってくれました。今年度は県の事業ではなく民間の取り組みとして3期生向けのプログラムを開始しています。その3期生のプログラムのメンターとしてリードするのはおこめつ部の1期生。本当に彼らの成長には目を見張るものがあります。

 

こうした若者が育ち合い学び合い、そして自らの志をビジネスとして結実させていく好循環をつくるべく走ってきたおこめつ部のこれまでを、皆さんと共に振り返る機会を設けたいと考えました。そこで、2期生2年目「出穂」の最終報告会に合わせて、1期生、3期生も一同に介した報告会を開催いたします。もちろん、どなたでもご参加いただけます。ぜひお気軽に足をお運びください。

 

【おこめつ部1期生・2期生・3期生合同最終報告会 概要】
・日時:2019年3月13日(水) 13:00~16:00(開場:12:45)
・会場:にぎわい交流館AU 4階研修室2(秋田市中通一丁目4番1号)

・定員:30名(参加費無料)

・内容
13:00~開会
13:10~おこめつ部が目指すものと秋田における意義とは(メンターより)
13:25~2期生による「出穂」最終報告会
14:20~1期生による3年目の活動報告
14:50~3期生による「田植」最終報告会
15:05~全体交流会
16:00 閉会

・お申し込み方法

お問い合わせフォームにて、「1-3期生最終報告会参加希望」とご入力の上ご連絡ください。

 

じっくり育てる農耕型だから、前向きな変化を許容できる

  • 新着情報 [update: 2018/12/26]

おこめつ部は、秋田の若者のチャレンジを応援する取り組みとして平成28年度にスタートしました。当初から掲げていたのが「農耕型スタートアップ」というコンセプト。世の中にない新しい価値を生み出す鍵は、単発の優れたアイデアではなく、試行錯誤を通して真に価値あるものを見出すプロセスにあります。そのプロセスはそのビジネスが売上を上げられるようになる前の段階であり、だからこそ、じっくりと支えて育てる仕組みこそが必要になると考えます。

 

そして、試行錯誤の段階で、「あれ、やっぱり違う」「自分が解決するべき問題は本当にこれなのか?」と気づく場合ももちろんあります。新たにプロダクトやサービスのアイディアを考えるところからやり直すこともあり得るでしょう。ともすれば”手戻り”に見えるかもしれませんが、むしろ前向きな変化である場合がほとんどです。実際に手を動かし、そのフィードバックから学ぶことで、自分のやるべきことがより精緻化され、これまでよりも迷いなく動くことができ、結果として事業化が加速するのも珍しくありません。

 

ビジネス経験が乏しい若者だからこそ、既存の市場を見据えて収益性の高い事業を構想するという持続的なイノベーションで勝負するよりも、彼・彼女らが持つ感性や時代観を存分に生かし、これまでにない新たな切り口のビジネスを世の中に生み出していく方がインパクトがあるはず。世の中にまだ顕在化されていないニーズを発見し、これまでにないソリューションを提供するためには、幾度ものプロトタイピングと試行錯誤が欠かせません。逆に言えば、安心して小さな失敗を繰り返せる状況をつくるのがおこめつ部という枠組みとも言えます。

 

2期生2年目プログラム「出穂」に参加する3名も、自分の頭で考え、手足を動かし、実験を積み重ねる過程で、それぞれの変遷をたどってきました。

 

「ToDoパズル」のアイディアを追求してきた村上くんは、1月から香港での留学生活が始まります。それを見据え、留学先でも情熱をもって継続できるものは何かを再検討し、日々自分が探究する「コーヒー」を軸にしたアイディアに焦点を絞ることにしました。表面的には大きな変化ですが、根っこの部分では「人が豊かさや安らぎを感じられる時間を日々の生活の中に提供したい」という思いに変わりはありません。

 

コーヒーを手軽にかつディープに探究するための実験中

 

村上くんと同じチームだった澤口くんは、日本中で課題となっている空き家という資産を活用し、地域に若者が入り込むサービスを模索し始めています。彼は実際に秋田県湯沢市のある地区に足繁く通い、活用できそうな物件探しと同時に、地域住民との関係性づくりを進めています。実際の場を持つということは、そこから構想するプロダクトやサービスの具体性にもつながるはず。これからの進展に期待がかかります。

 

メンタリングの様子

 

「田植」で構想したプランを白紙に戻し、新たに「自分の哲学を明示した名刺作成サービス」を追究し続けてきた鍵谷さん。個々の哲学を見出すためのワークショップは、当初3時間かかっていましたが、実験を繰り返し、所要時間を1時間に短縮することに成功。ある程度のサービスのフローが見えてきたところで、これからは提供できる価値が何かを整理し、ビジネスモデルの構築に徐々に取り組んでいきます。

 

名刺のイメージ

 

 

事業としての支援機関は3月末まで。3月中旬には最終報告会も予定しております。1期生、3期生からの報告もあります! 詳細が決まり次第、本WEBサイトでも告知します。ぜひご参加ください。

対面メンタリングの様子をご紹介

  • 新着情報 [update: 2018/10/01]

6月より毎月実施している対面のメンタリングの様子をご紹介します。

 

会場は秋田市手形にある「SDB(Share Dream Base)」をお借りしています。

就職・転職/採用に関するコンサルティングを展開する「(株)あきた総研」のオフィス兼コワーキングスペースです。

 

大学生もふらっと立ち寄るようなスペースの温かい雰囲気の中で、フランクにメンタリングを実施できています。
Wi-Fiも完備でメンタリング中のファイル共有もスムーズ。快適です!

 

 

遠隔でのやり取りがメインになるため、定期的に対面で会う時間も大切になります。
すべてが順調に進むわけではない事業創造のプロセス。だからこそ、お互いの表情や様子が伝わる形で率直に良い面も悪い面も出していけるようにしています。

 

「ワークスペース」と「ToDoパズル」のアイデアを2人がそれぞれ推進していた村上くんと澤口くん。
卒業を間近に控えた澤口君は、今後の進路も踏まえて、地域課題の解決に資するビジネスプランを検討することに。
チームは解散となりましたが、おこめつ部としての活動はそれぞれ継続していきます。

 

おこめつ部員の主体性を大切にしながら、事業創造に向けて引き続きしっかりとサポートしてまいります。

おこめつ部・2期生2年目の活動がスタート!

  • 新着情報 [update: 2018/07/23]

2018年6月より、おこめつ部の2期生2年目のプログラムが本格的に始まっています。

 

2期生1年目のプログラム「田植」から継続の意志表明をしたのは3名。

3月に「集中力を維持させるワークスペース」のアイデアを提示してくれたチームから村上剛大くんと澤口駿亮くんの2人が、引き続きこのアイデアのブラッシュアップを目指します。

ワークスペースに加えて、ToDoを楽しく整理して焦りの軽減につなげる「ToDoパズル」のアイデアも生まれ、プロトタイプにも早速取り掛かりました。

 

一方、1年目「田植」の提案からがらりと方向性を変え、「自分の哲学を明示した名刺の作成サービス」の構築を目指すのが鍵谷美波さん。

8月に出国、1年間の留学期間に入りますが、留学中、そして帰国後も活動を継続すると明言。留学中のオンライン上での活動継続も見据えながら動きます。

 

6月に2回、7月に1回ずつメンタリングを実施。

2チームとも、着実に活動を進めてくれています。

さらに、7月21日には「3期生」の募集イベントと連動し、起業等に興味のある大学生を対象に、アイデアや活動状況を報告する機会を設けました。

孤独になりがちな事業創造のプロセス。共感、激励してくれる同世代の存在は2チームの励みになったはずです。

 

 

今年度もどうぞ応援よろしくお願いいたします!

前の記事を見る